更年期を寄せ付けない、若々しく美しい女性でいるコツ
女子40歳からの、身体美人化計画 第8回
■佇まいが美しい女性は座り姿も美しい
さて「今日からできる小さくても確実なこと」の紹介です。今回は「良く座る」です。あなたはお尻の柔らかいお肉の部分で、もたれるように座っていませんか? この座り方では骨盤はどんどん後傾して固まり、コアを使わないのでお腹も出てきます。紹介してきた骨盤リセットなどを取り組んできた人は、かなり骨盤が柔らかくなり、歪みも取れてきているはずです。だから次にやることは「いかに正しい傾きの骨盤を維持できる人になるか」です。女性機能UPをはじめ多くの嬉しいことにも繋がりますよ。
やり方です。骨盤の一番下にある2つの骨(坐骨)を座面に垂直に刺すようにして座り、膝(ひざ)と膝、踵(かかと)と踵、爪先と爪先、の3点をくっつけます。やってみると分かりますが、5分も経たないうちに力が抜けて、膝と膝が離れてしまいます。これは骨盤底筋と連動する内ももが弱いためで、コアが弱いことの証拠であり、骨盤を安定させたり、お腹をペタンコにする力が弱いということ。この座り方は正しい骨盤の傾きになり、しかもいつもの日常生活が自然なコアトレにもなってしまう魅力的な座り方です。
一日に何度もトライ&エラーを繰り返しながら、少しでも長くこの座り方で居られるようになってください。最初は違和感を感じると思いますが、骨盤の状態が良くなると、この座り方の方がラクになってきます。そして何より座り姿が美しい!佇まいが素敵な大人の女性になりますよ。
いかに自分らしく好きなことをやることが、やはり若々しく美しくの良い栄養です。55歳まで生理があり、更年期なんてあったかしら? と言う私の憧れのお姉さんは、還暦を過ぎた今でもハーレーに乗り、旦那様とも毎週デートをしています。仕事と遊びにメリハリがあり、年齢なんて気にもせず、伸び伸びと自分をやっていて本当に素敵です。そんな先輩たちの背中を見ながら、今の自分にできることをやりましょう。そして今日も「若々しく美しく」。
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